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2015-02-08 00:00:00
求める物件と実際に買う物件

いつもクリスティのホームページをご利用いただきまして有難うございます。
世田谷店の村田です。

私がクリスティに入社し、初めて契約した時のお話です。

そのお客様のお探しの条件は、
埼玉県内限定で国道16号線あたりまで、駅から10分以内、平成築、重量鉄骨。
でも買われた物件は、千葉市のバス便の昭和築の木造でした。

当初、探している条件のものをお見せしてもお気に召しませんでした。
図面や広告の謳い文句は条件を満たしていても、現地に行くと必ず気に入らない何かがありました。
当然と言えば当然かもしれません。
全てが良い物件など有るわけも無く、何かが良ければ、しわ寄せのように悪いところがあります。
なぜならば、物件の価格を決めるときにそういう値付け方をするものだからです。
もしこのお客様が図面で判断してから見に行く人だったなら、もしかすると未だに買えてないかもしれません。

図面の書き方の上手な業者の物件だけを見て、現地で必ず付随する「しわよせ」に対し
「これが無ければ」と、同じ嘆きを繰り返すだけだったでしょう。

不動産にはバランスの取れているものもあれば、癖のあるものもあります。
突出して良いところがある場合、その裏には必ず「しわよせ」があります。
そしてそれは現地に行かなければわかりません。

高い買い物をするのですから、使うのはお金と頭だけではなく、実際に現地をまわるべきでしょう。
そうでなければ、「頭とお金」だけでなく体と時間をも使って探している他のお客様より
良い物件と縁を持つのは難しいでしょう。