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2016-09-04 00:00:00






















いつもありがとうございます。
店長の近藤です。

先日、アパートを買ってもらったお客様と、管理会社を3件まわってきました。
管理の話を聞いたのは国分寺のエイブルとミニミニとアパマンショップです。
その後デニーズでお客様と話していた時、おもしろい税理士の話を聞きました。

そしてその翌日いつものように朝、走っていると偶然にも
昨日、話していた税理士の広告を発見しました。
それが上の写真です。

不動産投資家の中では、けっこう有名な先生のようです。
きっとこの1棟マンションの所有者の方も、ひいきにしているのでしょう。

ご興味がある方は、この税理士さんのホームページをご覧ください。
「鳥山会計」と入れると、一番上に表示されます。


さて、今回は不動産売買でよく出てくるお話です。
投資物件を買うときに売主が課税事業者の場合、
土地と建物の割合(按分)を分け契約書に記載する事が多いです。

ちょっと前の話になりますが、神奈川県相模原市の物件を契約することになりました。
このとき売主は課税業者だったため土地と建物の割合をわけました。

たしか3900万円の物件のうち土地が2600万円で建物が1300万円だったと思います。
この割合に関してはもめる事が多いので、事前に買主さんには伝えておき、
了解をとっていました。

ところで、なぜモメるかと言うと建物価格には消費税が含まれているので、
売主は建物価格をできるだけ低くして消費税を払いたくないのです。
しかし買主は減価償却があるので建物の価格をできるだけ高くしたいのです。

ここでだいたいモメます。

このときも契約書を読み終わり署名捺印の直前、急に買主さんが
「土地と建物の割合を変えて欲しい」と言ってきました。

売主さんと売主の仲介業者は「何で今になって言い出すのか?」と言う感じです。
私も「今さら言われても困るなー」と思いましたが、覚悟を決めて売主さんに交渉してみました。

しかし答えは「ノー」でした。
そして買主さんも「変えてくれないなら、契約しません」と言いました。

全員の沈黙が10分ぐらいあったと思いますが、こういう時は1時間ぐらいに感じます。

ここまで来たけど、納得がいかないなら仕方ありません。
あきらめてその場をあとにしようと思いましたが、最後にもう一度買主さんに
「契約しなくていいんですね?」と聞きました。

すると買主さんはしばらく黙っていましたが、
「やっぱり買います」と言いました。私は少しホッとしましたが、さらに
「本当に契約していいんですね。」と再度確認しました。
すると、「はい、契約します。」といって無事契約をすることができました。

冷や汗かきまくりの経験でしたがこのお客さんは結局、私から2棟アパートを買ってくれました。どちらの契約も結構もめましたが、今は3棟目の物件を探しているところです。3棟目もきっともめそうですが、いつもの事なので納得いくまでモメてもらいましょう。


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