いつもありがとうございます。
店長の近藤です。
私は仕事がら、毎日不動産情報(レインズのサイト)を見ています。
見ている中でたまに
「おっ、この物件、やけに安いな」と
思うものがあります。
そんな時はだいたい次のパターンが多いです。
まず建物に関しては・・・
・再建築不可
・建ぺい・容積率オーバー
・雨漏り
・シロアリなど。
再建築不可は23区に多く、建ぺい・容積率オーバーは西東京方面に多いです。
次に土地に関しては
・市街化調整区域
・旗竿地(敷地延長している土地)
・傾斜地で接道が階段
・地盤沈下など。
横須賀市で出てくる物件は接道が階段が多いです。
横浜市で出てくる物件は傾斜地が多くだいたい裏が崖になってます。
入社したての頃は急斜面に立っている横須賀市の物件を見て
「よくこんな所に建てるよなー」とビックリしていました。
横須賀の物件を初めて見るお客様も、急斜面を見ると大体が引いてしまいます。
でも地元の人はそれが普通なので、条件が良ければすぐ売れてしまいます。
そのほか私の今までの経験のなかで利回りが15%以上ある物件は
滞納者がいるケースが多い気がします。
滞納者がいる場合、現地を見ると次のような事が多いです。
例えばベランダや玄関がゴミだらけ、古いタイヤ・車のパーツ・自転車が捨ててある、
玄関の扉に借金取りに蹴られた跡があるなど。
見るからに荒れていて「心がすさんでいるなー」と感じます。
こういったものは任意売却の物件に多い気がします。
ここまでで安い物件の事例を色々書きましたが、これらを考慮にいれても安いと思える場合、
その物件は買いだと思います。あと直感的に「安いけどあやしいなー」と思うときはやめた方がいいです。
だいたい後から何か出てきます。逆になんかあやしいけど、絶対欲しいと思ったら買った方がいいです。
投資物件には利回り、築年、構造、立地、見た目など色々なチェックポイントがあります。
そして多くの方が最終的には欲しいと思う感情で買います。
ですから自分の直感を信じましょう。でもやっぱり不安な方はたくさん現地を見るか、
不動産の営業マンに相談してみてください。