(株)ファーストロジックは4日、2013年9月期の「投資用不動産の市場動向調査」の結果を発表した。9月中に同社が運営する不動産投資サイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)に新規掲載された物件・問い合わせのあった物件の取引状況を調査したもの。
投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが10.43%(前月比0.33%減)、問い合わせ物件の表面利回りは12.49%(同0.22%減)と、いずれも下落した。新規掲載物件の価格は6,285万円(同572万円増)と上昇したが、問い合わせ物件の価格は5,122万円(同68万円減)とわずかながら下落した。
投資用1棟マンションは、新規掲載された1棟マンションの表面利回りは9.31%(同0.25%減)、問い合わせ物件の表面利回りは11.05%(同0.03%減)で、共に下落。物件価格は、新規掲載物件が1億8,824万円(同456万円減)、問い合わせ物件は1億6,518万円(同331万円減)で、いずれも下落した。
投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りは10.13%(同0.31%減)と今年最低利回りとなり、問い合わせ物件の表面利回りも12.20%(同0.78%減)と下落した。物件価格は、新規掲載物件が1,183万円(同164万円増)と今年最高価格となり、同様に、問い合わせ物件の価格も820万円(同68万円増)と上昇した。