東京急行電鉄(株)は4日、シングルペアレントと子育てを応援したい人をターゲットとしたシェアハウス「(仮称)“みんなで子育て”シェアハウス」(東京都渋谷区、総戸数21戸)を、2014年3月に開業すると発表した。
同物件は、東横線「代官山」駅から徒歩2分、JR山手線・東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅から徒歩11分に立地。敷地面積は、約270平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造地上4階建て。渋谷区所有の職員住宅を同社が借り受け、シェアハウスとしてリノベーションした。基本設計とデザインは、シェアハウス実績の豊富な(株)コプラスが手掛ける。
「こどものために。自分のために。」をコンセプトに、「みんなで子育て」ができるシェアハウスとして、さまざまな設備やサービスを用意。共用部には、「落書きボード」のあるリビングとキッチン、2~4階の各階に、ユニットバスやミニキッチン、屋上にはウッドデッキや家庭菜園、子供たちが素足で遊べるエリアを設けている。
また、子育て中の心配事を入居者同士や地域住民で助け合う「子育てシェア」や、東急セキュリティのICカードを利用した子供見守りサービス「キッズセキュリティ」を導入するなど、シングルペアレントが仕事と子育てを両立できる環境を整備する。