(独)住宅金融支援機構はこのほど、「2013年度 民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用者編】(第1回)」結果を発表した。13年3~6月に民間住宅ローン借り入れた人1,048件を対象にインターネット調査したもの。
住宅ローンの金利タイプは、「全期間固定型」の利用割合が25.4%(13年3月調査比2.3ポイントアップ)と増加し、「変動型」が43.5%(同7.5ポイントダウン)と減少した。「固定期間選択型」は31.1%(同5.1ポイントアップ)となった。
今後1年間の住宅ローン金利見通しでは、「現状よりも上昇する」が45.1%(同10.1ポイントアップ)と大幅増加。金利タイプ別では、全期間固定型以外で「現状よりも上昇する」が増加した。
借り入れた住宅ローンを選んだ決め手は、「金利が低い」が66.4%と圧倒的に多いが、その影響力は前回の72.5%と比較すると低下。大半の項目が低下する中、「将来の返済額を確定しておきたかったから」が16.5%(同3.0ポイントアップ)と上昇し、3位となった。