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クリスティの村田です。
足元の景気については、消費税率の引上げによって4月を中心に大きく落ち込んだ後、
回復の動きはみられるものの、そのペースは緩やかなものにとどまっています。
当初は3ヶ月程度で影響が一巡するとみられていましたが、予想以上の悪化が続いています。
それに伴い、直近の景気動向指数(6月、一致指数)も3月をピークに低下傾向をたどるなど、景気自体も決して良いとはいえない状態と言えるかもしれません。
ですがそんな中、人事院は7日、民間の給与アップに伴い2014年度の一般職国家公務員給与について、月給を平均0.27%(1090円)引き上げるよう国会と内閣に勧告しました。
ボーナス(期末・勤勉手当)も0.15カ月分引き上げるとし、いずれも7年ぶりのプラス改定になります。
インフレの始まりです。
消費税施行前の駆け込み需要に対するリバウンドはありますが、給与の上昇は景気を刺激します。
物価が上がるということは貨幣価値が下がるという事、つまり預貯金と借金が目減りするという事です。
その目減りするお金を不動産に替えるお客様が相当増えました。
「預金しているより率がいい」「月々返済に手出しがあろうともその殆どは資産への充当」
キャッシュフローを求めるお客様よりもキャピタルゲインを見込むお客様が増えてきた感があります。
築古木造の減価償却狙いの方やオリンピックをゴールに見据えてる方、老後の生活費などなど、投資の目的によって狙う物件は変わってくると思いますが、どんなものでも「他と比べて優秀な物件」は動きが早いです。
不動産投資はスピードが大切です。
アップしたテンポの中で決断できる相場観が必要です。
その相場観と判断力は、「実際に不動産を見る」以外は養われません。
いくら机で勉強して図面を眺めても机上の空論にしかなりません。
何件かまとめて見て比べ、周辺を見るから判断力は養われます。
不動産を見てまわる時間の優先順位が低い人は、それだけで「優先順位の高い人」に負けてしまいます。
物件から見て優先順位が下がるからです。