先日、やっと関東地方も梅雨入りをしました。
ここ10年間では、一番遅いようで
西日本方面に比べても1ヶ月近く遅いです。
私などはすでに、梅雨入りしていると思っていたので
連日、夏のような日差しで今年は空梅雨なのかな?
と感じておりました。
暑いと、暑いで嫌ですが
じめじめ雨が降るのも嫌なもので
はやり、春や秋はちょうど良くて好きです。
さて、この梅雨時期でも良い収益物件は
出て来ますが、このような時期の物件を見る
ポイントのお話をしたいと思います。
まず現地へ行ったら1階から
共用廊下の天井をチェックします。
このとき雨だれの跡があると、共用廊下の内部に
雨水が入っていて、問題が起きているケースがあります。
手が届く場合は、天井が湿っているか触ります。
そして2階に行きますと、廊下に水たまりが
あったり、排水のドレンに土やゴミが詰まって
しっかり排水ができていない事があります。
この場合、早期に発見してドレンを清掃すれば問題ありませんが
長期に放置していると排水できず、すき間に水が浸み込んで
木造だと腐食したり、RCだと鉄筋が錆びて膨張し壁面がはがれてきます。
この膨張しては壁面が、はがれる現象を
「爆裂(バクレツ)」と言います。
木造の場合は腐食がはじまり
それによってシロアリが発生している事が
考えられますので、注意しましょう。
あとは雨水の排水をチェックします。
雨の日に、雨どいが壊れていると全然関係の無いところから
雨水がボタボタと落ちている事があります。
また雨水の排水処理方法で、基本的には自分の敷地内で処理する
「浸透式」が一般的ですが、敷地にしみこませず
そのまま前面道路や側溝に直接流して場合があります。
地域にもよりますが、本来はダメな処理方法です。
これはちょっとマニアックな話になりますが。
あとは雨が降ると前面の道路が低い場合
ほかの道路より水たまりが多い事があります。
そうすると、ゲリラ豪雨などで浸水するかも?
と予想できたりします。
以上が簡単なチェック項目はこんな感じとなります。
それでは収益物件の事なら
クリスティ&富士企画まで。
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