不動産投資をやると、収入が増えるのも良いですが
節税が出来るのも大きな魅力です。
とくにこの時期は、確定申告なので
それをまさに実感できるのではないでしょうか。
不動産投資の経費のなかで
大きいのは減価償却費だと思います。
そのため、収益物件を買う時に
建物の代金を大きく取れるものが欲しいと
お客様から言われる事があります。
これは、これで良いと思いますが建物金額が
かなり大きい場合は、注意が必要です。
それはなぜかと言いますと売却する時の
税金が高くなる場合があるからです。
物件を持っている時は、減価償却費で
節税ができるので、はらう税金も抑えられます。
しかし原価償却を多くしていくと、帳簿上の価格が
下がって行くので、結果的に売却時に
すごく利益が出た事になってしまいます。
例えば
築25年の木造アパートを4000万円で
物件の内訳が土地2000万円、建物2000万円
で買った場合の話しです。
このとき4年後には、建物代金2000万円の
減価償却が終わり帳簿上は0円になっております。
土地は2000万円のままです。
つまり4000万円で買いましたが
現在の簿価は2000万円です。
これを3000万円で売った場合、単純計算で
3000万円-2000万円=1000万円の利益となります。
この1000万円に対して
短期譲渡で約39%の390万円
長期譲渡で約20%の200万円
の税金がかかる事になります。
保有している時の節税効果と
売却した時に払う税金はどちらが多いでしょうか。
このあたりを注意する必要があります。
もちろん上記の話しは概算なので、実際には
仲介手数料や印紙代、法人なのか、個人なのか
などお客様の状況により変わりますが。
詳しくは税務署までご相談ください。
それでは不動産投資の事なら
クリスティ&富士企画までご相談ください。
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