昨日、鉄骨物件のよくあるお話しを書きましたが
今回はその続きの「鉄骨あるある」です。
それは「鉄骨の厚み問題」です。
重量か軽量かの区別ではなく
鉄骨の厚みが何ミリなのか?です。
この質問の意図としては、金融機関が厚みによって
担保評価や融資期間が変わる訳ですが
ミリ数で決めるケースがあるのです。
中古の収益物件で鉄骨の厚みが
何ミリかなんて、分かる事はまずないです。
建築時の資料も残っていませんし
残っていたとしても、その通りの材料で
施工したかなど、わかりません。
そすると、実際に切って厚みを測ったり
高度な技術を使うなど、しなくていけません。
でもそんな事はしないので、結論としては
「鉄骨の厚みは不明」となります。
ここで、不動産投資の業界ですと
「厚みがあるほうが、丈夫で良い」と思われがちです。
金融機関もその傾向が強いです。
しかし実際には、どうなのでしょうか?
最近、建てられてた物件などは
鉄骨の厚みが1ミリなのに
耐久性能が90年、なんて物もあります。
こんな凄い工法があるのに、ただ単に
鉄骨の厚みだけで、建物の評価や融資年数を決めるのは
ちょっと古い考えなのかも知れません。
まあ、私がこんな事を言っても
ただのグチみたいで、あまり意味のない話しですが・・・。
それでは収益物件の融資の事なら
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