ポータルサイトなどで収益物件を検索して
良さそうなのがあり、買おうとしたら
違法建築の物件だった。
この時この物件を買うべきか、やめるべきか
を考える前に、まず違法建築とは何かを説明します。
これは違反建築と表現される事もありますが
簡単に言いますと、建築基準法や
その他の条例などに違反している物件です。
よくあるのは容積率を
オーバーしている物件です。
例えば容積率200%、つまり敷地の2倍まで
延べ床面積を使ってよい地域で、250%まで使ってしまう。
100㎡の土地に250㎡の延べ床面積の建物を建ててしまう。
この場合、容積率を50%オーバーしている違法建築物件となります。
ではなぜ50%オーバーしているのかと
言いますと、建築の計画では200%以内の建物で
建築確認申請をして、実際は250%のものを建ててしまった。
または建築時は200%以内で建てて
数年後に増築して50%オーバーしてしまった。
こんな感じです。本来はダメですが
実際はこのような物件があります。
でも違法建築だからと言って、入居が付かないか?
と疑問がありますが、そんな事はなく
ちゃんと入居してます。
ですので、入居付けに関しては
あまり関係ありません。
それでは、一番のデメリットは何か?
それは金融機関の融資が出にくい事です。
融資が出にくいと言う事は、買ってから
売却する時に、買い手が見つからず苦労します。
しかし、全く融資する所が無い訳ではなく
金利が少し高いですが、ノンバンクなら融資します。
当社でよく使うのは
三井住友トラストローン&ファイナンスです。
金利は2.9%~4.3%です。
こんな感じで、買うか買わないかは
デメリットを含めて検討するのがポイントです
それでは収益物件の疑問、質問は
クリスティ&富士企画まで
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