不動産の売買契約書では
引渡しの期日が明記されております。
通常ですと融資の審査などで
時間がかかるので、契約してから
1ヶ月半から2ヶ月後ぐらいにする事が多いです。
もちろん融資を使わず、現金の
場合ですと、もっと早くなったりします。
しかし、買主様が現金で払えるとしても
売主様が融資を使って買っている場合は
抵当権の抹消準備で2,3週間かかります。
そのため、何だかんだで、現金でも
引渡しまでに意外と時間がかかります。
ここまでで、当たり前の事ですが
不動産の取引は、基本的に引渡し期日までに
買主様が売買代金を払えば、取引は終了します。
売主様から買主様に所有権が移り
所有権が移れば、その日からの家賃は
買主様のものです。
ですので、買主様の立場から言えば融資の審査が通って
いつでも売買代金が払える状態になれば
出来るだけ早く、自分の物件にした方が得のように感じます。
こんな理由から、逆に売主様から言えば
家賃を出来るだけ、多くもらいたいと考えて
引渡しを、期日のギリギリにする事があります。
これはこれで、売主様と買主様が合意すれば
特に問題ないですが、引渡しと一緒に
実際は、収入だけなく支出も付いてきます。
つまり、売主様が引渡しを先伸ばしにした期間に
自然災害や事件事故などが起これば、その修繕費用は
当然、売主様にかかってきます。
不動産投資は、収益であるメリットもあれば
支出であるデメリットもあり、表裏一体です。
そのあたりを総合的に判断して
決断を進めて行くのが大事です。
もちろん、人それぞれで
正解が1つではありません。
それでは不動産投資の事なら
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